2022年11月19日 / 最終更新日時 : 2022年11月19日 sokei くずし字解読 高見君権右衛門墓碣銘 その4 書き下し文と解釈 <者を>一國皆な曰く、高見君と已(すで)にして命出づ、果して君を以て 世子伝と為し 藩中の人々が、皆な言うことには、高見君しか、いないとして、すでに決まったようなものだとしたが、思った通り、君をもって、 […]
2022年11月13日 / 最終更新日時 : 2022年11月13日 sokei くずし字解読 高見君権右衛門墓碣銘 その2 書き下し文と解釈 自樹立す。文化二年、君年二十一、家督し禄九百石を襲、六年<為り> 文化二年には、君の年齢二十一歳にして家督を継ぎ、禄は九百石で6年間 使番と為り、九年﨑陽の留守居と為り、十一年中小姓頭と為る。用人に累に […]
2022年11月7日 / 最終更新日時 : 2022年11月7日 sokei くずし字解読 肥後先哲偉蹟原稿 その4 くずし字解読 若殿様御近習ニ被召仕たる時分、或夜半ニ高見使して我小屋へ 若殿様の近習(きんじゅ=主君のそば近くに仕える役)に仕えた頃、ある夜中に高見は使いを出して自分の小屋へ 招く、何事にやと行て対顔す、いまた酒座の儘也 […]
2022年11月4日 / 最終更新日時 : 2022年11月4日 sokei くずし字解読 肥後先哲偉蹟原稿 その3 くずし字解読 無之、事を取り捌可、賞誉一條ハ、同藩小坂半之允なる (何の支障も)なく、物事を処理しようとする。賞誉(しょうよ=褒めたたえる)に値する例として、同じ藩の小坂半之允という 仁、躰ハ千石を知行して、一ト意地有之 […]
2022年11月1日 / 最終更新日時 : 2022年11月1日 sokei くずし字解読 肥後先哲偉蹟原稿 その2 くずし字解読 其砌須佐美方嫁ニ而居たりし人の咄を、後年直(ひた)と聞きたり、 その砌(みぎり=折り)須佐美家の嫁でいた人の話を、後年になって直々に聞きました、 如何なる値遇なりしや、是権右衛門の一徳なるらん、同人第一之公 […]
2022年10月29日 / 最終更新日時 : 2022年10月29日 sokei くずし字解読 肥後先哲偉蹟原稿 その1 くずし字解読 一 高見権右衛門儀和田庄五郎<母方苗家高見を唱改名権右衛門ト>九代目ニ而、大組附踏出御使番、 一 高見権右衛門は和田庄五郎<母方の苗字である高見と改名、名前は権右衛門と言う>九代目にして、大組附の踏出(ふみ […]
2022年10月23日 / 最終更新日時 : 2022年10月23日 sokei くずし字解読 在勤拝領之品付(九代武久) その15 くずし字解読 同年正月十四日 天保9年(1838)1月14日 兼々しっかり働き、長時間の詰めをもした後で、明日出発をするという事で、太守様(熊本藩十代藩主細川斉護公)から戴けるとの旨を龍ノ口の次の […]
2022年10月20日 / 最終更新日時 : 2022年10月20日 sokei くずし字解読 在勤拝領之品付(九代武久) その14 くずし字解読 同年同月四日(再掲) 一 御紋附縮御帷 一 天保8年(1837)7月4日(再掲)一 紋付きの縮(ちぢみ=縮織り)の帷子、を一つ。 同年七月四日 天保8年(1837)7月4日 嫡子様の届け […]
2022年10月17日 / 最終更新日時 : 2022年10月17日 sokei くずし字解読 在勤拝領之品付(九代武久) その13 くずし字解読 天保7年十一月廿一日 天保7年(1836)11月21日 就君様(諦了院様の長女)から戴いた。 一 御茶 一箱 一 お茶、を一箱。 同年十二月朔日 天保7年(1836)12月1日 蓮性院様 […]
2022年10月11日 / 最終更新日時 : 2022年10月11日 sokei くずし字解読 在勤拝領之品付(九代武久) その11 くずし字解読 一 舞楽繪 十枚 一 舞楽の絵、を10枚。 一 御盃 寶船蒔絵 一 一 さかずき,但し宝船の蒔絵、を一つ。 一 京千代紙 五枚 一 京都で刷った千代紙、を5枚。 一 両国花火 […]