2022年6月16日 / 最終更新日時 : 2022年6月16日 sokei くずし字解読 武久君御奉公覚(武棟) 2 くずし字解読 権右衛門武久君天保十一年十二月廿三日 権右衛門武久君は、天保11年(1840)12月23日 若殿様寒氣御廻勤之御供被為成 御帰座至江戸 若殿様(雅之進樣)が寒い日に廻勤(元服のお礼参り)のお供をされた時その […]
2022年5月11日 / 最終更新日時 : 2022年5月14日 sokei くずし字解読 達書写(若殿様御入国御供調べ仰付) くずし字解読 此書多少直し置候様 このしょ、たしょう、なおしおき、そうろよう この達書は多少手直しをして、清書をしておくように。 嘉永五年子十月九日 かえい、ごねん、ね、じゅうがつ、ここのか 1852年(子年)10月9日 […]
2022年5月8日 / 最終更新日時 : 2022年5月8日 sokei くずし字解読 初代の伺書と忠興公の裁可 一口メモ 江戸時代の書状の形式は、直接出状する直状(じきじょう)と、部下に命じて出状する奉書(ほうしょ)と、部下が直接出状するのは畏れ多い場合はその上司宛に出状する伺書(うかがいしょ)の三種類に分けられます。 ここでは, […]
2022年4月1日 / 最終更新日時 : 2022年4月29日 sokei くずし字解読 三斎樣よりの御書 1 くずし字解読 以上(御目見以上) いじょう お目身以上、すなわち将軍に謁見する資格のある者。ここでは細川忠興公であることを意味します。 為見廻差越 みまわりさしこしなされ 見回り役を飛び越えて 使者糟漬之鮑 ししゃ、かす […]
2022年4月1日 / 最終更新日時 : 2022年5月2日 sokei くずし字解読 三斎樣よりの御書 2 くずし字解読 三斎樣ゟ之 御書 三通 さんさいさま、よりの、おんしょ、さんつう これは包み紙です。三斎樣からの書状3通。 尚々不及申 なおなお、もうすにおよばず ことさら申すまでも無く 今度香春ニて申付候 このたび、かわ […]
2022年4月1日 / 最終更新日時 : 2022年6月18日 sokei くずし字解読 三斎樣よりの御書 3 くずし字解読 以上 いじょう 以上。この「以上」は手紙を書き終わった後で書かれたもののようです(花岡興史先生のご指摘です)。 為昇進之祝儀 しょうしん、これ、しゅうぎのため 昇進の祝いとして 百疋至来喜 ひゃっぴき、とう […]
2022年3月5日 / 最終更新日時 : 2022年4月23日 sokei くずし字解読 寒山詩偈讃歌 53 251 今日歸寒山 枕流兼洗耳 今日寒山に歸り、 流に枕し兼ねて耳を洗はん。 山ふかく 今日かへり来て よの塵に けがれし耳を あらふすゞしさ 今日、山奥に帰ってきて、世の中の煩わしい雑事や俗事から逃れるのは、何とすがす […]
2022年2月16日 / 最終更新日時 : 2022年2月16日 sokei くずし字解読 寒山詩偈讃歌 36 166 綠水千腸咽 黄雲四面平 綠水千場に咽(むせ)び、 黄雲四面に平かなり。 みどりなす 木々の下水 音立てヽ 四方にひゞける 聲ぞしづけき 緑豊かな木々の下に流れている水が、周囲に大きな音を立てて鳴り響くと、そこにひ […]
2022年1月20日 / 最終更新日時 : 2022年3月30日 sokei 一口メモ 寒山詩偈讃歌 28 126 觀者滿路傍 個是誰家子 觀る者路傍に滿つ、 個は是れ誰(た)が家の子ぞ。 うらやまし 富みまづしきも 身にもちて 生れいでたる 人のたからは 金銭面で貧しくとも、生まれつき身に着いた尊い心映えは、羨むに足るものだ […]
2021年3月14日 / 最終更新日時 : 2022年2月4日 sokei 一口メモ 九代 高見権右衛門武久 (2) 表被指立同月九日御國江着同月十四日奥田権之丞跡御中小姓頭被 仰付旨於御花畑御用番被 仰渡同年十月朔日於御花畑御用人被 仰付同十二年江戸詰被 仰付正月十五日此許被指立御用人當前之勤 績相勤同年十二月二十八日於御次勤向出精相 […]