達書写(若殿様御入国御供調べ仰付)

熊本大学附属図書館所蔵 高見家文書 #3024

くずし字解読

此書多少直し置候様このしょ、たしょう、なおしおき、そうろようこの達書は多少手直しをして、清書をしておくように。
嘉永五年子十月九日かえい、ごねん、ね、じゅうがつ、ここのか1852年(子年)10月9日に通達があった。
左之通ひだりの、とおり次のとおりである。
一 其方儀明年ひとつ、そのほうぎ、みょうねん一、あなたは来年
若殿様御入國之わかとのさま、ごにゅうこくの若殿様(熊本藩十代斎護公の長男雅之進樣)が熊本に帰国される折の
御供志らへ被おともしらべ、ひお供に関係する調査を
仰付旨被おおせつけ、らる、むねするよう命じられることを
仰出事おおせいだされ、そうろう御命令があった。
右之通朽木内匠方みぎのとおり、くちき、たくみ、かたこの通り、朽木家九代 多仲・昭吉(内匠)(大目付・中老)から
被仰渡候事おおせ、わたされ、そうろうこと通達があります。

一口メモ

達書(たっしがき)とは、上司からの通達書で、上記の例では予め通達があることを知らされ、この内容を記録しておいたようです。

お達しを受けたのは当家十代の高見権右衛門武棟で、系図には実際に翌年の4月11日に江戸を出発、5月16日に熊本に帰国された若殿様のお供をした記録が残されています。当時は、大変多忙だったようですので,上記のような乱筆で書かれたものと推測されます。

この文字の解読は、相当のベテランで無ければ読み切れないと思われますが、幸いFacebook「古文書が読みたい!」のメンバーの方々のご協力を得ることができました。

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