2022年11月25日 / 最終更新日時 : 2022年11月25日 sokei くずし字解読 高見君権右衛門墓碣銘 その6 書き下し文と解釈 これを一世に視るに、君に及ぶ者、其れ能(よ)く幾く人也ぞや。君既に没して、 先公 これを諦了公の生涯で、君に匹敵するような人物は、何人いるだろうか。君は既に亡くなって、 先の公 の名臣と、宝暦陶冶の人才 […]
2022年11月23日 / 最終更新日時 : 2022年11月23日 sokei くずし字解読 高見君権右衛門墓碣銘 その5 書き下し文と解釈 <公事有と呼ば>則一喀(いっかく)して起つ、事視ること平時に異らず已(すでに)畢(おわり)て初の如臥すこと故に人 仕事があると呼ばれれば、(酒を)吐き出して、起き上がって仕事をるのは、いつもの通りと何ら […]
2022年11月19日 / 最終更新日時 : 2022年11月19日 sokei くずし字解読 高見君権右衛門墓碣銘 その4 書き下し文と解釈 <者を>一國皆な曰く、高見君と已(すで)にして命出づ、果して君を以て 世子伝と為し 藩中の人々が、皆な言うことには、高見君しか、いないとして、すでに決まったようなものだとしたが、思った通り、君をもって、 […]
2022年11月13日 / 最終更新日時 : 2022年11月13日 sokei くずし字解読 高見君権右衛門墓碣銘 その2 書き下し文と解釈 自樹立す。文化二年、君年二十一、家督し禄九百石を襲、六年<為り> 文化二年には、君の年齢二十一歳にして家督を継ぎ、禄は九百石で6年間 使番と為り、九年﨑陽の留守居と為り、十一年中小姓頭と為る。用人に累に […]
2022年11月10日 / 最終更新日時 : 2022年11月10日 sokei くずし字解読 高見君権右衛門墓碣銘 その1 書き下し文と解釈 高見君権右衛門墓碣銘 九代高見権右衛門武久の墓碣(ぼけつ=墓の印に立てる石)に書いた銘文 宝暦の時、我が藩中ろ興る政治、既に就て、独リ才を育するの道施して、 宝暦の時代に何と、この熊本藩では、既に個人の […]
2022年10月29日 / 最終更新日時 : 2022年10月29日 sokei くずし字解読 肥後先哲偉蹟原稿 その1 くずし字解読 一 高見権右衛門儀和田庄五郎<母方苗家高見を唱改名権右衛門ト>九代目ニ而、大組附踏出御使番、 一 高見権右衛門は和田庄五郎<母方の苗字である高見と改名、名前は権右衛門と言う>九代目にして、大組附の踏出(ふみ […]
2022年10月23日 / 最終更新日時 : 2022年10月23日 sokei くずし字解読 在勤拝領之品付(九代武久) その15 くずし字解読 同年正月十四日 天保9年(1838)1月14日 兼々しっかり働き、長時間の詰めをもした後で、明日出発をするという事で、太守様(熊本藩十代藩主細川斉護公)から戴けるとの旨を龍ノ口の次の […]
2022年10月17日 / 最終更新日時 : 2022年10月17日 sokei くずし字解読 在勤拝領之品付(九代武久) その13 くずし字解読 天保7年十一月廿一日 天保7年(1836)11月21日 就君様(諦了院様の長女)から戴いた。 一 御茶 一箱 一 お茶、を一箱。 同年十二月朔日 天保7年(1836)12月1日 蓮性院様 […]
2022年10月14日 / 最終更新日時 : 2022年10月14日 sokei くずし字解読 在勤拝領之品付(九代武久) その12 同年三月廿六日 天保7年(1836)3月26日 諦了院様のお側の道具を戴いた。 一 桜御紋透シ御煙草盆 一品 一 桜の紋が入った透明の煙草盆、を一品。 一 鼻紙入 一 一 鼻紙入、を一つ。 一 御たばこ入 […]
2022年10月11日 / 最終更新日時 : 2022年11月16日 sokei くずし字解読 高見君権右衛門墓碣銘 その3 書き下し文と解釈 勁果にして、能く断ず。事論紛然、百人弁じ難して、君輙ち一言これを決す。<毎に多く> 断固として、うまく決断する。様々な議論が入り乱れ、百人の意見が入り乱れても、君はたやすく一言でこれを決断してしまう。 […]