2022年4月1日 / 最終更新日時 : 2022年6月18日 sokei くずし字解読 三斎樣よりの御書 3 くずし字解読 以上 いじょう 以上。この「以上」は手紙を書き終わった後で書かれたもののようです(花岡興史先生のご指摘です)。 為昇進之祝儀 しょうしん、これ、しゅうぎのため 昇進の祝いとして 百疋至来喜 ひゃっぴき、とう […]
2022年4月1日 / 最終更新日時 : 2022年4月23日 sokei 一口メモ 寒山詩偈讃歌 57 271 解用無方處處圓 用ふることを解(げ)すれば無方にして處處圓(まどか)なり。 こヽろして 照さゞりせば 月と日の ひかりもくまは あるべきものを 月や太陽でも注意深く照らすことを怠れば、その光に隈(陰り)が生じてし […]
2022年3月12日 / 最終更新日時 : 2022年4月23日 sokei くずし字解読 寒山詩偈讃歌 44 206 碌碌群漢子 萬事由天公 碌碌たる(平凡で役に立たない)群漢子、 萬事天公(上帝)に由る。 よしあしも みな天地の なすわざと しらで心に まよふおろかさ 物事の善し悪しは、全て天地の神々のなせる業と知らないで、迷 […]
2022年3月5日 / 最終更新日時 : 2022年4月23日 sokei くずし字解読 寒山詩偈讃歌 55 261 無因畫得志公師 志公師を畫き得るに因(よ)し無し。 うつしゑも 可否やなからむ 身にもてる おのが心の 玉をもたずば 自分の心の中にある美しさがなければ、写生画の良し悪しの判断もできないであろう。 262 心地調 […]
2022年3月5日 / 最終更新日時 : 2022年4月23日 sokei くずし字解読 寒山詩偈讃歌 53 251 今日歸寒山 枕流兼洗耳 今日寒山に歸り、 流に枕し兼ねて耳を洗はん。 山ふかく 今日かへり来て よの塵に けがれし耳を あらふすゞしさ 今日、山奥に帰ってきて、世の中の煩わしい雑事や俗事から逃れるのは、何とすがす […]
2022年2月22日 / 最終更新日時 : 2022年2月24日 sokei 一口メモ 寒山詩偈讃歌 38 176 霜凋萎疏葉 波衝枯朽根 霜は萎疏の葉を凋(しぼ)ましめ、 波は枯朽の根を衝(つく)。 ゆきしもに しぼめる木柴 ともすれば よる浪ごとに ねさへくちぬる 雪や霜でしぼんでしまった小さな雑木は、ともすると繰り返し寒 […]
2022年2月16日 / 最終更新日時 : 2022年2月16日 sokei くずし字解読 寒山詩偈讃歌 36 166 綠水千腸咽 黄雲四面平 綠水千場に咽(むせ)び、 黄雲四面に平かなり。 みどりなす 木々の下水 音立てヽ 四方にひゞける 聲ぞしづけき 緑豊かな木々の下に流れている水が、周囲に大きな音を立てて鳴り響くと、そこにひ […]
2022年2月9日 / 最終更新日時 : 2022年2月9日 sokei くずし字解読 寒山詩偈讃歌 34 156 不解返思量 與畜何曾異 返つて思量することを解せず。 畜と何ぞ曾つて異らんや。 露しもの きえてあとなき 身のほどを おもひしらずば 人といはめや 露や霜のように融けて消え去って行くような、自分の境遇を知らなけれ […]
2022年1月26日 / 最終更新日時 : 2022年1月27日 sokei くずし字解読 十代 高見権右衛門武棟 (13) 嘉寿 初久喜 母右同断 文政十年丁亥二月二十日出生 初力士内片山家(旧八幡力士前)ニ 嫁之離縁後志方半之尉妻 貴女 母右同断 文政十二年出生同十二年五月壱日病死 高麗門妙立寺葬 法名 夏月嬰族 數衛 母右同断 […]
2022年1月26日 / 最終更新日時 : 2022年1月26日 sokei くずし字解読 十代 高見権右衛門武棟 (12) 同御小袖同縮緬御袷羽織被下置候事同月十二日死去行年六十二歳熊本 高麗門妙立寺ニ葬 法名 眞性院殿自詮義順日達居士 宮 初桃 母武久実女 寿喜 文政七年甲申二月十三日出生初免 平野常之助ニ 嫁シ後離縁 明治二 […]