2022年11月23日 / 最終更新日時 : 2022年11月23日 sokei くずし字解読 高見君権右衛門墓碣銘 その5 書き下し文と解釈 <公事有と呼ば>則一喀(いっかく)して起つ、事視ること平時に異らず已(すでに)畢(おわり)て初の如臥すこと故に人 仕事があると呼ばれれば、(酒を)吐き出して、起き上がって仕事をるのは、いつもの通りと何ら […]
2022年11月22日 / 最終更新日時 : 2022年12月31日 sokei くずし字解読 先祖附(天保11年12月23日) その11 くずし字解読 高曾祖父権右衛門、家督被為拝領、大組附被 祖父の祖父である権右衛門(当家六代)は、家督を拝領なされ、大組附を 仰付、有吉市左衛門組二、被 召加、組並之御奉公 命じられ、有吉市左衛門の組に加え […]
2022年11月19日 / 最終更新日時 : 2022年11月19日 sokei くずし字解読 高見君権右衛門墓碣銘 その4 書き下し文と解釈 <者を>一國皆な曰く、高見君と已(すで)にして命出づ、果して君を以て 世子伝と為し 藩中の人々が、皆な言うことには、高見君しか、いないとして、すでに決まったようなものだとしたが、思った通り、君をもって、 […]
2022年11月13日 / 最終更新日時 : 2022年11月13日 sokei くずし字解読 高見君権右衛門墓碣銘 その2 書き下し文と解釈 自樹立す。文化二年、君年二十一、家督し禄九百石を襲、六年<為り> 文化二年には、君の年齢二十一歳にして家督を継ぎ、禄は九百石で6年間 使番と為り、九年﨑陽の留守居と為り、十一年中小姓頭と為る。用人に累に […]
2022年11月10日 / 最終更新日時 : 2022年11月10日 sokei くずし字解読 高見君権右衛門墓碣銘 その1 書き下し文と解釈 高見君権右衛門墓碣銘 九代高見権右衛門武久の墓碣(ぼけつ=墓の印に立てる石)に書いた銘文 宝暦の時、我が藩中ろ興る政治、既に就て、独リ才を育するの道施して、 宝暦の時代に何と、この熊本藩では、既に個人の […]
2022年11月7日 / 最終更新日時 : 2022年11月7日 sokei くずし字解読 肥後先哲偉蹟原稿 その4 くずし字解読 若殿様御近習ニ被召仕たる時分、或夜半ニ高見使して我小屋へ 若殿様の近習(きんじゅ=主君のそば近くに仕える役)に仕えた頃、ある夜中に高見は使いを出して自分の小屋へ 招く、何事にやと行て対顔す、いまた酒座の儘也 […]
2022年11月4日 / 最終更新日時 : 2022年11月4日 sokei くずし字解読 肥後先哲偉蹟原稿 その3 くずし字解読 無之、事を取り捌可、賞誉一條ハ、同藩小坂半之允なる (何の支障も)なく、物事を処理しようとする。賞誉(しょうよ=褒めたたえる)に値する例として、同じ藩の小坂半之允という 仁、躰ハ千石を知行して、一ト意地有之 […]
2022年11月1日 / 最終更新日時 : 2022年11月1日 sokei くずし字解読 肥後先哲偉蹟原稿 その2 くずし字解読 其砌須佐美方嫁ニ而居たりし人の咄を、後年直(ひた)と聞きたり、 その砌(みぎり=折り)須佐美家の嫁でいた人の話を、後年になって直々に聞きました、 如何なる値遇なりしや、是権右衛門の一徳なるらん、同人第一之公 […]
2022年10月29日 / 最終更新日時 : 2022年10月29日 sokei くずし字解読 肥後先哲偉蹟原稿 その1 くずし字解読 一 高見権右衛門儀和田庄五郎<母方苗家高見を唱改名権右衛門ト>九代目ニ而、大組附踏出御使番、 一 高見権右衛門は和田庄五郎<母方の苗字である高見と改名、名前は権右衛門と言う>九代目にして、大組附の踏出(ふみ […]
2022年10月26日 / 最終更新日時 : 2022年10月26日 sokei くずし字解読 在勤拝領之品付(九代武久) その16 くずし字解読 同年十二月廿一日 天保10年(1839)12月21日 太守様の次の間にて戴いた。 一 琥珀白嶋(縞)御袴 一 具 一 琥珀(こはく)色と白色の縞模様の袴、を一揃い。 一 御紙入 […]