2023年1月25日 / 最終更新日時 : 2023年1月25日 sokei くずし字解読 先祖附(天保11年12月23日) その19 くずし字解読 病死仕候 病死しました。 一 私養父、高見権右衛門儀、文化二年十一月四日、祖父右源太 一 私の養父である高見権右衛門(当家八代)は、文化二年(1805)十一月四日に、祖父の右源太(七代) 江被下 […]
2023年1月15日 / 最終更新日時 : 2023年1月16日 sokei くずし字解読 先祖附(天保11年12月23日) その16 くずし字解読 同十一年四月二十八日、助勤被遊 御免、五月三日江戸表 寛政十一年(1799)四月二十八日、補佐役を解かれ、五月三日に江戸の仕事場を 被差立、六月五日御國許江着仕、即日ゟ御使番之 出発し、六月 […]
2023年1月3日 / 最終更新日時 : 2023年1月3日 sokei くずし字解読 先祖附(天保11年12月23日) その12 くずし字解読 御奉公相勤居申候處、天明二年正月十一日、逢坂関内為 奉仕義務を果たしていたところ、天明二年(1782)正月十一日、逢坂関に 代出府被 仰付、三月十四日、爰元被差立、四月十九日 見習い出府を命 […]
2022年11月28日 / 最終更新日時 : 2022年11月28日 sokei 一口メモ 高見君権右衛門墓碣銘 その7 書き下し文と解釈 展(のべ)て、斯(これ)に闡(ひら)く。爵位、日に儕(そろ)つて鞠躬(きっきゅう)蹇々(けんけん)。死して後に休む。唯(た)だ君之れ践(ふ)む。 展開して、これを広める。爵号と位階が、日が経つにつれて、 […]
2022年11月25日 / 最終更新日時 : 2022年11月25日 sokei くずし字解読 高見君権右衛門墓碣銘 その6 書き下し文と解釈 これを一世に視るに、君に及ぶ者、其れ能(よ)く幾く人也ぞや。君既に没して、 先公 これを諦了公の生涯で、君に匹敵するような人物は、何人いるだろうか。君は既に亡くなって、 先の公 の名臣と、宝暦陶冶の人才 […]
2022年11月23日 / 最終更新日時 : 2022年11月23日 sokei くずし字解読 高見君権右衛門墓碣銘 その5 書き下し文と解釈 <公事有と呼ば>則一喀(いっかく)して起つ、事視ること平時に異らず已(すでに)畢(おわり)て初の如臥すこと故に人 仕事があると呼ばれれば、(酒を)吐き出して、起き上がって仕事をるのは、いつもの通りと何ら […]
2022年11月19日 / 最終更新日時 : 2022年11月19日 sokei くずし字解読 高見君権右衛門墓碣銘 その4 書き下し文と解釈 <者を>一國皆な曰く、高見君と已(すで)にして命出づ、果して君を以て 世子伝と為し 藩中の人々が、皆な言うことには、高見君しか、いないとして、すでに決まったようなものだとしたが、思った通り、君をもって、 […]
2022年11月13日 / 最終更新日時 : 2022年11月13日 sokei くずし字解読 高見君権右衛門墓碣銘 その2 書き下し文と解釈 自樹立す。文化二年、君年二十一、家督し禄九百石を襲、六年<為り> 文化二年には、君の年齢二十一歳にして家督を継ぎ、禄は九百石で6年間 使番と為り、九年﨑陽の留守居と為り、十一年中小姓頭と為る。用人に累に […]
2022年11月10日 / 最終更新日時 : 2022年11月10日 sokei くずし字解読 高見君権右衛門墓碣銘 その1 書き下し文と解釈 高見君権右衛門墓碣銘 九代高見権右衛門武久の墓碣(ぼけつ=墓の印に立てる石)に書いた銘文 宝暦の時、我が藩中ろ興る政治、既に就て、独リ才を育するの道施して、 宝暦の時代に何と、この熊本藩では、既に個人の […]
2022年11月7日 / 最終更新日時 : 2022年11月7日 sokei くずし字解読 肥後先哲偉蹟原稿 その4 くずし字解読 若殿様御近習ニ被召仕たる時分、或夜半ニ高見使して我小屋へ 若殿様の近習(きんじゅ=主君のそば近くに仕える役)に仕えた頃、ある夜中に高見は使いを出して自分の小屋へ 招く、何事にやと行て対顔す、いまた酒座の儘也 […]