2023年4月15日 / 最終更新日時 : 2023年4月15日 sokei 一口メモ 松の落葉 その6 春 雪 似 花 040 ちると見志 梅の梢は 春の雪 つもらぬ江たを もるゝなりけり 散ると見し 梅の梢は 春の雪 積もらぬ枝を 盛(漏)るるなりけり 041 降る雪の 花に紛ふは 君かよの ゆたけき春の […]
2023年4月12日 / 最終更新日時 : 2023年4月12日 sokei 和歌 松の落葉 その5 残 雪 031 き江残る 高根の雪の それにさへ また春さむき 程そ志らるゝ 消え残る 高嶺の雪の それにさえ 未だ春寒き 程ぞ知らるる 032 都人 はやわかなつむ 春そとも 志らぬみやまの ゆきの […]
2023年4月9日 / 最終更新日時 : 2023年4月9日 sokei 和歌 松の落葉 その4 水 邊 欸 冬 020 立よりて 井出の川水 結ふ手の 志つくより散る やまふきの花 立ち寄りて 井出の川水 結ぶ手の 雫より散る 山吹の花 注) 井出(いで)=水の流れを堰き止めてためているところ(井堰 […]
2023年4月6日 / 最終更新日時 : 2023年4月6日 sokei 和歌 松の落葉 その3 梅 香 留 袖 011 あかさり志 心やこゝに 留るらむ 見志はきのふの 袖の梅かゝ 赤去りし 心やここに とめるらん 見しはきのうの 袖の梅が香 注) あかさり志(赤去りし)=紅梅の花が見えなくなって。 […]
2023年4月3日 / 最終更新日時 : 2023年4月3日 sokei 一口メモ 松の落葉 その2 松 の 落 葉 春 歌 鶯 千 春 友 001 これのみや ちとせの春の 友ならむ なれ志のきはの 黄鶯の聲 これのみや 千年の春の 友ならん 慣れし軒端の こうおうの声 注) 黄鶯(こう […]
2023年3月13日 / 最終更新日時 : 2023年3月13日 sokei くずし字解読 先祖附(天保11年12月23日) その35 くずし字解読 一 同年五月五日、雅之進様御縁組、御用懸、被 仰付旨御達 一 天保八年(1837)五月五日、雅之進様のご縁組の世話係を命じられる旨の通達が 有之候。同年同月廿二日、新御屋形、御近二有御次、支配頭分職<被 […]
2023年2月23日 / 最終更新日時 : 2023年2月23日 sokei くずし字解読 先祖附(天保11年12月23日) その29 くずし字解読 同袷御熨斗目、同御帷子、於 御前、被下置候。 同じく紋附の袷の熨斗目、同じ紋附の帷子を、お殿様(十代斉護公)の御前で戴きました。 同年同月二十五日、江府被遊 御発駕、御供ニ而罷立 文政九年( […]
2023年2月5日 / 最終更新日時 : 2023年2月5日 sokei くずし字解読 先祖附(天保11年12月23日) その23 くずし字解読 被 仰渡候。 お言い付けになられた。 一 同二年九月朔日、今度日光 一 文政二年(1819)九月一日、このたび日光 御霊屋向、并諸堂社、御修復御用、被為承 […]
2022年11月28日 / 最終更新日時 : 2022年11月28日 sokei 一口メモ 高見君権右衛門墓碣銘 その7 書き下し文と解釈 展(のべ)て、斯(これ)に闡(ひら)く。爵位、日に儕(そろ)つて鞠躬(きっきゅう)蹇々(けんけん)。死して後に休む。唯(た)だ君之れ践(ふ)む。 展開して、これを広める。爵号と位階が、日が経つにつれて、 […]
2022年11月23日 / 最終更新日時 : 2022年11月23日 sokei くずし字解読 高見君権右衛門墓碣銘 その5 書き下し文と解釈 <公事有と呼ば>則一喀(いっかく)して起つ、事視ること平時に異らず已(すでに)畢(おわり)て初の如臥すこと故に人 仕事があると呼ばれれば、(酒を)吐き出して、起き上がって仕事をるのは、いつもの通りと何ら […]