2022年4月1日 / 最終更新日時 : 2022年4月23日 sokei 一口メモ 寒山詩偈讃歌 57 271 解用無方處處圓 用ふることを解(げ)すれば無方にして處處圓(まどか)なり。 こヽろして 照さゞりせば 月と日の ひかりもくまは あるべきものを 月や太陽でも注意深く照らすことを怠れば、その光に隈(陰り)が生じてし […]
2021年11月6日 / 最終更新日時 : 2022年1月26日 sokei 十二代 高見直熊 後権右衛門 祖厚 怘 寒山詩偈讃歌 3 本文 寒山の詩をよみて一句の心をうたによみこころみむとおもいたちて、さびしき折々二三をよみて侍れど、つたなきまヽいかにやと思ふふしも多けれど、そはなほかうがへもせむとこたびはよめるまヽをしるして書付おくになむ。 […]
2021年11月3日 / 最終更新日時 : 2022年2月12日 sokei 一口メモ 寒山詩偈讃歌 2 序 高見祖厚禅師は余が精神上再生の恩人なり。 疇昔(ちゅうせき=むかし)贅を禅師榻(とう=長椅子)下(とうか=足元)に執る者数多ありしと雖も、多くは世に隠れて道筋を守るの人なり。 偶々一時盛名を得たる近衛侯爵、佐々克堂氏 […]
2021年10月31日 / 最終更新日時 : 2022年1月26日 sokei 一口メモ 寒山詩偈讃歌 1 紹介文 高見祖厚、天保十四年六月、肥後熊本、細川藩士の家に生まる。 幼名を直熊と言い、家督を相続して累代の名 権右衛門を称す。 明治の世、廃藩置懸の後は名を「まもる」(古の下に心)と改め、後に剃髪して祖厚と称す。 祖厚の […]
2021年5月30日 / 最終更新日時 : 2022年1月26日 sokei 一口メモ 十二代 高見祖厚 (3) 開基なり為二三齊公御分骨御墓所あり故ニ厚 御菩提をとふらふか多者ら御掃除等をつとめん多め尓 来り住須大正三年七月大患又危篤二到依て ま壽安次記頼等の多能ミ尓より島原魁村二 家居を求め又無何有庵を建築し天住須是 大正四年夏 […]
2021年5月29日 / 最終更新日時 : 2022年1月26日 sokei くずし字解読 十二代 高見祖厚 (2) 尓任古来之名称ハ小侍従といつるよし有故て十六年 辞し天熊本ニ帰る山岡鐵太郎と一同辞職熊本ニ 帰里上益城郡東禅寺内に無何有庵を築て 隠栖須 明治十八年有故而熊本神宮教會長尓 任須三年之後退職直ニ無何有庵ニ入旧知事君 護久公 […]
2021年5月28日 / 最終更新日時 : 2022年1月26日 sokei くずし字解読 十二代 高見直熊 (1) 直熊 母右同断 天保十四年六月二十八日生 嶋之助病氣ニ付養子と奈留 後権右衛門止成維新改名まもる(古+心)と称す 剃髪後祖厚与改 妻 田中典儀娘 道 大正六年九月三十日午前二時四十五分 長崎縣南高来郡島原村魁之無何有庵 […]
2021年2月26日 / 最終更新日時 : 2022年1月30日 sokei 七代 高見権之助政朱 姻戚の形成について 当家の系図は横系図と呼ばれる手法で、上の世代(尊属)が右に、下の世代(卑属)が左に、同代の兄弟が横に書かれて直線で繋がっている。当代の配偶者は嫡子の場合は嫁の名前とその実家が、養子の場合は本人の名前とその兄弟が当代の右に […]
2021年2月19日 / 最終更新日時 : 2022年1月29日 sokei エピソード 系図の写し 最初に取り組んだのは、前述のA5版の系図の写しをB4版に拡大コピーし、行間に手がかりの文字を記入していったが、これが結構役に立った。同じ文字が繰り返し出てくることによって、くずし字の特徴が理解できたり、変体漢文の片鱗が見 […]