系図の写し

keizu_copy

最初に取り組んだのは、前述のA5版の系図の写しをB4版に拡大コピーし、行間に手がかりの文字を記入していったが、これが結構役に立った。同じ文字が繰り返し出てくることによって、くずし字の特徴が理解できたり、変体漢文の片鱗が見えてきたり、少しづつ慣れ親しむことができた。

この系図の中身は、系図を作成した張本人の九代は17頁にも及び、さながら日記帳のごとく細かい事象が書き込まれ、続く十代は4頁、12代は1頁、残りは半頁にも満たない。九代の生活ぶりが良く反映されていて、それなりの歴史的価値がありそうだ。

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