古文書類の整理

12年程前に、ひょんなことから当家にある古文書類の保管を頼まれ、それを契機に古文書の現物と初対面したが、とにかく量が多くしかもほとんど整理されておらず、とりあえずは片っ端から写真を撮りまくり古文書の種類別リストを作成した。

リストが出来上がると、そのまま置いておくのももったいないと思い、HTML形式で見やすいように整理しはじめた。

今度は、手元にある系図や古文書類の解読の壁にぶつかった。眞藤先生に恐る恐る、一部原文の解読をお願いしたり、先祖附の写しを送って頂いたりしたが快諾いただき、大いに励みとなった。

残りは自分でやるしかないと悟り、独学でくずし字の変体漢文の解読に着手した。高校時代から国語は苦手というより、なんとかなるという気持ちからロクに勉強をしなかったことが大変な重みになってしまった。

高校時代の漢文のテストでは合格点が取れず、同姓の学友が職員室に呼ばれ、間違って私の代わりに油を絞られたとのことであったが、何故か私は呼ばれずに済み、その学友にはすまない思いだった。

大学入試にしても、英語200点、数学150点、国語100点満点の配点であったが、国語は20点しか取れなかった事実が知らされた。このような体たらくであった自分だがコツコツと努力してゆけばくずし字も何とか少しずつ解読できるようになってきた。

エピソード

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系図の写し