光尚君御家譜抜書 23

熊本大学附属図書館所蔵 高見家文書 #3008

閉門被 仰付也と云々竹内屋敷夜話ニ云数馬ハ予可

大叔父也竹内と云在所也元来ハ嶋村と云享禄年中

摂州尼ケ崎尓て討死世し嶋村弾正可子を嶋村市兵衛ト云此市兵衛

河内八隅氏衣仕衣帝武功有希る時ニ八隅氏を授帝

同姓とし帝八隅市兵衛ト名乗り其後竹内越ト云所を領知

世し故竹内と名字を改帝竹内市兵衛ト名乗市兵衛子を

竹内吉兵衛ト云帝此者武功之働度々ニて信州大田城

くずし字解読

夜話ニ云数馬ハ予可(よばなし、にいう、かずまは、よが)。

竹内と云在所也(たけうち、という、ざいしょなり)。竹内と言う名の郷里である。

摂州尼ケ崎尓て討死世し(せっしゅう、あまがさき、にて、うちじに、せし)。

河内八隅氏衣仕衣帝(かわち、やすみ、しえ、つかえて)。河内の国の八隅氏に仕えて。










其後竹内越ト云所を領知(そのご、たけうちえつ、といふ、ところを、りょうち)。その後、竹内越という名の土地を領有して支配(したので)。

世し故竹内と名字を改帝(せし、ゆえ、たけうちと、みょうじを、あらためて)。したので、竹内と家名を変えて。

武功之働度々ニて信州大田城(ぶこうの、はたらき、たびたび、にて、しんしゅう、おおたじょう)。戦いで、あげた手柄が度々であったことから、信州大田城(紀州太田城の誤り)。転記の誤りと思われます。

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