御書出 七代 高見権之助

知行引渡差紙

熊本大学附属図書館所蔵 高見文書 #20701

御知行引渡差紙(包紙)

差紙

高見権右衛門殿上知高

九百石養子高見権之助

被下置候条無相違可以

引渡候以上

熊本大学附属図書館所蔵 高見文書 #20701

申 五月九日 勘定奉行四名(花押)

知行宛行状

熊本大学附属図書館所蔵 高見文書 #21201

肥後國於山本八代山鹿飽田

玉名五郡之内九百石如先規

充行之訖全可領知之状如件

天明六年九月朔日 治利(花押)

高見権之助殿

肥後の国山本、八代、山鹿、飽田、

玉名に於いて五郡のうち九百石を

先規のごとくこれを宛がいおわんぬ

全く領知すべきの状くだんのごとし

天明六年九月朔日 治利(花押)

高見権之助殿

一口メモ

7代高見権之助政朱は、安永5年に17歳にして跡目を継ぎ番方を勤め、その7年後に見習いとして出府しましたが病弱なため参上できず、役職を離れることになりました。その後隠居の身になりましたが、残念ながら寛政元年にわずか28歳にしてこの世を去ってしまいました。

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