本國丹波國氷上郡和田之城主代々領知 四万弐千石領之
一 定紋赤旗之紋丸之内違矢筈 添紋片バミ籏の紋赤者多に丸の内矢筈
本名和田 足利将軍義晴公仕
和田但馬守
先祖の出た本国は、丹波の国氷上郡和田(現在は兵庫県丹波市山南町和田)の城主として郡司の官を勤め、その受け持ち管理は4万2千石であった。
一 定紋(確定された変更されない家紋)は、赤旗に筋交いに交差させた矢筈 (矢の頭の弦をかける部分)を図案化したものを丸の中に印したものである。
添紋(控えの副紋)は、カタバミ旗の紋 赤旗に丸の中に矢筈を図案化したものである。
本名は和田である。城主である和田但馬守は足利将軍義晴公に仕えた。