白山龍雲院

文京区白山にある臨済宗円覚寺派の寺院である。寛永三年(1626)の開創で、開基は肥州の大守、開山は楚渓紹沢である。

明治三十三年、南隠全愚老師により白山道場を建立、宗風大いに盛んになったが、昭和二十年の大空襲ですべてが灰燼に帰した。戦後復興に努めようやく寺観を整えた。

 

本堂

本堂は境内の奥、一段高い所に建ち、本堂前は植栽され、落ち着いて静寂である。この辺りは昭和二十年の大空襲で悉く焼かれ、当院も灰燼に帰した。戦後復興で白山道場も復活した。本尊は釈迦牟尼仏。

境内

十段程の石段を登り、左に折れ数段登ると左に庫裡、書院、奥に本堂と続く。敷石の参道が本堂前に伸び、左右の植栽は手入れがされ庭園の趣きだ。春には色とりどりの花が咲き、秋は紅葉が映える

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