2022年5月3日 / 最終更新日時 : 2022年5月26日 sokei くずし字解読 条目関連口達写 くずし字解読 口達 こうたつ 口達(口頭によるお達し) 内山又助 うちやま、またすけ 内山又助(出状者、奉行) 其方共 そなたども おまえ達 御条目相渡候条 ごじょうもく、あいわたし、そうろうじょう 御条目を渡した件 可 […]
2022年4月5日 / 最終更新日時 : 2022年4月23日 sokei くずし字解読 寒山詩偈讃歌 52 246 為報後來子 何不讀古言 為に後來の子に報ず。 何ぞ古言を讀まざる。 あたら世を 過すなよ人 いにしへを たづねて今を しるべかりけり せっかくの大切なこの世の時間を無駄にすごしてはならない、古の教えや歴史を学んで […]
2022年4月2日 / 最終更新日時 : 2022年4月23日 sokei くずし字解読 寒山詩偈讃歌 51 241 我見人轉經 依佗言語會 我人の經を轉ずるを見るに、 佗の言語に依つて會す。 こヽろにも あらで口にて よむ經は 功徳もさらに なしとしらずや うわの空で棒読みするお経は、功徳なんぞ一向に得ることはできない、という […]
2022年4月1日 / 最終更新日時 : 2022年4月29日 sokei くずし字解読 三斎樣よりの御書 1 くずし字解読 以上(御目見以上) いじょう お目身以上、すなわち将軍に謁見する資格のある者。ここでは細川忠興公であることを意味します。 為見廻差越 みまわりさしこしなされ 見回り役を飛び越えて 使者糟漬之鮑 ししゃ、かす […]
2022年4月1日 / 最終更新日時 : 2022年5月2日 sokei くずし字解読 三斎樣よりの御書 2 くずし字解読 三斎樣ゟ之 御書 三通 さんさいさま、よりの、おんしょ、さんつう これは包み紙です。三斎樣からの書状3通。 尚々不及申 なおなお、もうすにおよばず ことさら申すまでも無く 今度香春ニて申付候 このたび、かわ […]
2022年4月1日 / 最終更新日時 : 2022年6月18日 sokei くずし字解読 三斎樣よりの御書 3 くずし字解読 以上 いじょう 以上。この「以上」は手紙を書き終わった後で書かれたもののようです(花岡興史先生のご指摘です)。 為昇進之祝儀 しょうしん、これ、しゅうぎのため 昇進の祝いとして 百疋至来喜 ひゃっぴき、とう […]
2022年3月30日 / 最終更新日時 : 2022年4月23日 sokei くずし字解読 寒山詩偈讃歌 50 236 出家弊己身 誑俗將為道 出家して己が身を弊(やぶ)り、 俗を誑(いつは)つて將(も)つて道と為す。 世の人を さとす身にして よの人に さとされて過す すみぞめの袖 世の中の人に、道理を教え導く立場にありながら、 […]
2022年3月27日 / 最終更新日時 : 2022年4月23日 sokei くずし字解読 寒山詩偈讃歌 49 231 元非隱逸士 自號山林人 元(もと)隱逸の士に非ずして、 自ら山林の人と號す。 山ふかく 世はのがれても かくれえぬ 心のさるを いかにしてまし 山奥深く逃げ込んで来ても、消え去ることのないこの心の煩悩は、どのよう […]
2022年3月25日 / 最終更新日時 : 2022年4月23日 sokei くずし字解読 寒山詩偈讃歌 48 226 國清寺中人 盡道寒山癡 國清寺中の人、 盡く道(い)ふ寒山癡(痴)なりと。 知らぬこそ おろかなりけれ わらふ人 わらはるヽ人 ともになき身と 笑う人も笑われる人も、共にこの世では明日をも知れぬはかない身であるこ […]
2022年3月21日 / 最終更新日時 : 2022年4月23日 sokei くずし字解読 寒山詩偈讃歌 47 221 老鼠入飯瓮 雖飽難出頭 老鼠飯瓮(をう=瓶)に入れば、 飽くと雖(いえど)も出頭し難し。 かぎりなき 心のよくに あかずして 終には身をも ころすおろかさ 際限のない私欲に明け暮れて、最後には身を滅ぼしてしまう愚 […]