2022年11月10日 / 最終更新日時 : 2022年11月10日 sokei くずし字解読 高見君権右衛門墓碣銘 その1 書き下し文と解釈 高見君権右衛門墓碣銘 九代高見権右衛門武久の墓碣(ぼけつ=墓の印に立てる石)に書いた銘文 宝暦の時、我が藩中ろ興る政治、既に就て、独リ才を育するの道施して、 宝暦の時代に何と、この熊本藩では、既に個人の […]
2022年11月7日 / 最終更新日時 : 2022年11月7日 sokei くずし字解読 肥後先哲偉蹟原稿 その4 くずし字解読 若殿様御近習ニ被召仕たる時分、或夜半ニ高見使して我小屋へ 若殿様の近習(きんじゅ=主君のそば近くに仕える役)に仕えた頃、ある夜中に高見は使いを出して自分の小屋へ 招く、何事にやと行て対顔す、いまた酒座の儘也 […]
2022年11月4日 / 最終更新日時 : 2022年11月4日 sokei くずし字解読 肥後先哲偉蹟原稿 その3 くずし字解読 無之、事を取り捌可、賞誉一條ハ、同藩小坂半之允なる (何の支障も)なく、物事を処理しようとする。賞誉(しょうよ=褒めたたえる)に値する例として、同じ藩の小坂半之允という 仁、躰ハ千石を知行して、一ト意地有之 […]
2022年11月1日 / 最終更新日時 : 2022年11月1日 sokei くずし字解読 肥後先哲偉蹟原稿 その2 くずし字解読 其砌須佐美方嫁ニ而居たりし人の咄を、後年直(ひた)と聞きたり、 その砌(みぎり=折り)須佐美家の嫁でいた人の話を、後年になって直々に聞きました、 如何なる値遇なりしや、是権右衛門の一徳なるらん、同人第一之公 […]
2022年10月29日 / 最終更新日時 : 2022年10月29日 sokei くずし字解読 肥後先哲偉蹟原稿 その1 くずし字解読 一 高見権右衛門儀和田庄五郎<母方苗家高見を唱改名権右衛門ト>九代目ニ而、大組附踏出御使番、 一 高見権右衛門は和田庄五郎<母方の苗字である高見と改名、名前は権右衛門と言う>九代目にして、大組附の踏出(ふみ […]
2022年10月26日 / 最終更新日時 : 2022年10月26日 sokei くずし字解読 在勤拝領之品付(九代武久) その16 くずし字解読 同年十二月廿一日 天保10年(1839)12月21日 太守様の次の間にて戴いた。 一 琥珀白嶋(縞)御袴 一 具 一 琥珀(こはく)色と白色の縞模様の袴、を一揃い。 一 御紙入 […]
2022年10月23日 / 最終更新日時 : 2022年10月23日 sokei くずし字解読 在勤拝領之品付(九代武久) その15 くずし字解読 同年正月十四日 天保9年(1838)1月14日 兼々しっかり働き、長時間の詰めをもした後で、明日出発をするという事で、太守様(熊本藩十代藩主細川斉護公)から戴けるとの旨を龍ノ口の次の […]
2022年10月20日 / 最終更新日時 : 2022年10月20日 sokei くずし字解読 在勤拝領之品付(九代武久) その14 くずし字解読 同年同月四日(再掲) 一 御紋附縮御帷 一 天保8年(1837)7月4日(再掲)一 紋付きの縮(ちぢみ=縮織り)の帷子、を一つ。 同年七月四日 天保8年(1837)7月4日 嫡子様の届け […]
2022年10月17日 / 最終更新日時 : 2022年10月17日 sokei くずし字解読 在勤拝領之品付(九代武久) その13 くずし字解読 天保7年十一月廿一日 天保7年(1836)11月21日 就君様(諦了院様の長女)から戴いた。 一 御茶 一箱 一 お茶、を一箱。 同年十二月朔日 天保7年(1836)12月1日 蓮性院様 […]
2022年10月14日 / 最終更新日時 : 2022年10月14日 sokei くずし字解読 在勤拝領之品付(九代武久) その12 同年三月廿六日 天保7年(1836)3月26日 諦了院様のお側の道具を戴いた。 一 桜御紋透シ御煙草盆 一品 一 桜の紋が入った透明の煙草盆、を一品。 一 鼻紙入 一 一 鼻紙入、を一つ。 一 御たばこ入 […]