2023年11月2日 / 最終更新日時 : 2023年11月2日 sokei くずし字解読 伊勢参宮日記 その6 くずし字解読 十時過別連、出車。午后三時、四日市ニ着ぬ。いと 十時過に別れて、人力車で出発し、午後3時に四日市に到着した。大いに 明日の舟出を待ぬ。開明楼尓て、歌をこ者礼介礼介禮ハ、 明日の舟出を心待ちした。開明楼で、和 […]
2023年10月30日 / 最終更新日時 : 2023年11月1日 sokei くずし字解読 伊勢参宮日記 その5 くずし字解読 伊勢の宮に、年を迎つ、おもふ事、今年ハか奈ふ、志るしなるらん。 伊勢神宮に新年を迎えて、色々と考えていることが今年こそ叶いそうな気がするのだ。 二日晴。午前七時、長沼楽夫を訪。伊勢津ニ奉職。 1月2日 晴れ […]
2023年10月27日 / 最終更新日時 : 2023年10月27日 sokei くずし字解読 伊勢参宮日記 その4 くずし字解読 明治廿一年一月一日。三時より御祭典ニ参拝。 明治21年1月1日。3時から祭典に参拝した。 月のミか、心も春ミて、神路山、武可しお本ゆる、今日の可しこさ。 月だけではなく、心もすがすがしくなる神路山だ。古から […]
2023年10月24日 / 最終更新日時 : 2023年10月24日 sokei くずし字解読 伊勢参宮日記 その3 くずし字解読 湖水を蒸氣尓て渡る。夕雨。石部一泊。 琵琶湖を蒸気汽船で渡った。夕方には雨となり、滋賀県湖南市石部に一泊した。 三十一日晴。四時過より出車。鈴鹿山を越ゆ。雪 三十一日晴れ。早朝四時過に人力車にて出発。鈴鹿山 […]
2023年10月18日 / 最終更新日時 : 2023年10月18日 sokei くずし字解読 伊勢参宮日記 その1 くずし字解読 廣川 明治二十年 伊勢参宮日記 (表紙) 廣川(高見怘) 明治20年(1887) 伊勢参宮日記 (表紙) 明治二十年熊本太神宮教會長と奈る。 明治20年(1887)に熊本大 […]
2023年9月19日 / 最終更新日時 : 2023年10月24日 sokei くずし字解読 伊勢参宮日記 その2 くずし字解読 半博多着。九時より乗船。玄海風浪甚し。 (夕方の5時)30分に博多に到着した。午後9時に乗船。玄海灘は風浪が大変強かった。 二十八日晴。風波静なり。海如鏡。 28日晴れ。風や波が治まり静だった。海は鏡のよう […]
2023年7月23日 / 最終更新日時 : 2023年7月24日 sokei 一口メモ 松の落葉 その39完 奥書 その3 原文 吾が父君の和歌を、短冊にかかれ志ときは、いつも松門とかゝれたりき、 これには於か志き話あれど、くだ/\志ければ、其のあらま志をかいつけむ。 いつの頃にやありけむ、呉竹の葉末より咲きくる、凉しき風の北の […]
2023年7月20日 / 最終更新日時 : 2023年7月24日 sokei 一口メモ 松の落葉 その38 奥書 その2 原文 我が家は、志方の城のある志となり志ころは、赤松氏とゝなへ志も、細川家に 仕るに於よび、憚るところありて、舊城のあり志地名をとりて、志方氏に代へ、 乳母が携へ來り志長刀は、これより傳家の寶となり志が、惜 […]
2023年7月17日 / 最終更新日時 : 2023年7月17日 sokei 一口メモ 松の落葉 その37 奥書 その1 原文 松の落葉の於くがき 世のなかは なにかつねなる あすかがわ きのふのふちそ けふは瀬となる と、古の人のよみ志如く、虛蟬の世の、かはりゆくさまは、あながちに、 むか志 […]
2023年7月14日 / 最終更新日時 : 2023年7月14日 sokei 和歌 松の落葉 その36 佐賀に遊ひけるとき 344 ものゝふの 住志昔の あとゝへは 水か江遠く なくほとゝきす 武士の 住みし昔の 跡訪えば 水ヶ江遠く 鳴くほととぎす 注) 水か江(水ヶ江)佐賀市水ヶ江。 […]