細川藩武士の身分

細川藩においては武士の身分は、大きく「士席」と「軽輩」の二つに分けられる。 その身分差別はいろんな面で顕著である。その最たるものが「討捨」(いわゆる無礼討ち)である。士席は軽輩以下のものを「討捨」にしてよいとされていた。

太字は本家及び分家にこれまでの諸代家長が仰せつかった各役職名である。

    ■士席      
   ・一門    
   ・知行取 上卿 一二三家老・家老・中老
      下卿 備頭・備大頭・留守居大頭(同列)・大奉行・大目附・組外
    上大夫 上着座
    中大夫 中着座・佐敷番頭・番頭用人・小姓頭・留守居番頭
    下大夫 比着座・八代番頭中小姓頭・奉行・御次着座
    上士 江戸留守居・鉄炮五十挺頭・奉行副役・鉄炮三十挺頭
      留守居中小姓頭・鉄炮二十挺頭・近習御次組脇・側鉄炮頭・
      側弓頭・鉄炮十挺頭・長柄頭・目附・使番・歩使番頭・右筆頭・
      歩頭・昇副頭・鉄炮五十挺副頭・鉄炮三十挺副頭・物奉行・
      側取次・大組付・川尻町奉行・留守居切米取觸頭・留守居
      大組付・近習御次物頭列・小姓組組脇・番方組脇・留守居
      留守居番方組脇・八代城付組脇・八代目付・
      佐敷番方組脇・学校目付・馬方支配役・船頭頭・持筒頭・
      普請作事頭・郡頭・穿鑿頭・勘定頭・算用頭・御連枝様付役
    平士 郡代・高瀬/高橋町奉行・近習目付・外様医師触頭・奉行所
      佐弐役・天守支配役・惣銀支配役・切米支配役・掃除頭・八代
      城付・佐敷番方
    下士 中小姓組脇・近習目付・奉行所中小姓根役・目見医
   
   ■軽輩 (切米・扶持米の支給)
    上徒 奉行所根取・歩使番・歩小姓組脇・独礼・郡間/勘定所根取
      穿鑿役・惣銀所/切米所根取・諸独礼
    中徒(歩段)  歩小姓・奉行所物書・諸歩段・惣庄屋
      (諸役人段)  諸役人段
    下徒(同上)   一領一匹・
      (足軽格)   諸小頭役
      (足軽格)   足軽段・中間格

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